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時慶記 全10巻
第8巻 寛永6年、9年

時慶記研究会翻刻・校訂

A5判・上製・函入・モノクロ口絵付・344頁
税込17,600円(本体16,000円+税)
 ISBN978-4-653-03768-2【2026年2月刊】

〈代表〉 朝尾直弘
〈本巻担当〉藤井讓治
      岩﨑奈緒子
      大原 誠
      佐竹朋子
      谷 徹也

 本書は豊臣時代から徳川家光の時代までを生きた公家、西洞院時慶(天文21年:1552~寛永16年:1639)の自筆日記を校訂・翻刻。
 主要な記事・注目される用語などを頭注として掲げ、人名には傍注を付し、さらに各巻末に人名索引を付し利用者の便を図った。 自筆本は天正15年(1587)から寛永16年(1639)のうち約17年分が残されている。天正15年のみが天理図書館蔵で、ほかはすべて本願寺蔵であるが、原本の剥落・落丁は内閣文庫本の写本で補っている。
 西洞院時慶の名は洛中北野の平野神社にはじめて桜を植えた人物として、また平松家(代々朝廷の記録を司った家柄であり、その蔵書は現在京都大学附属図書館の平松文庫として残されている)の祖としても知られる。
 医者でもあり、当時有名な歌人でもあった時慶の日常生活や、社交場としての禁裏御番の様子、禁裏や本願寺、大坂城、公家、連歌師と幅広い交際範囲とその交際ぶり(贈答も含めて)がつぶさに伺え、またその内容も政治・経済・社会・宗教・文芸・身辺雑記や気候・天変地異(地震)の記録と多岐にわたる。また、本書はひな祭りや阿国歌舞伎の最古記録としても名高く、動乱の時代を様々な角度から知ることのできる好資料である。
 第8巻では、寛永6年(1629)の紫衣事件・明正天皇への譲位(859年奈良時代の称徳天皇以来の女性天皇)の記事、寛永9年(1632)の徳川秀忠死去の記事部分を口絵で収録、その他歴史的事象にまつわる人々の動向や交流関係にも多く言及している。


〈目次〉
凡例
寛永六年 正月一日~十二月二十九日
寛永九年 正月一日~十二月三十日
人名索引


「時慶記」全巻紹介ページ

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