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読み解く『立正安国論』
中尾尭 著 四六判上製・302ページ/税込2,860円(本体2,600円+税) ISBN978-4-653-03988-4【2008年1月刊】
【好評発売中】
社会の危機的状況に警鐘を鳴らす『立正安国論』は、日蓮聖人の代表的著作であり、真蹟が現代まで守り伝えられてきた。その中山法華経寺蔵『立正安国論』(真筆・国宝)の、写真・原文・読下し文・写真観想と、現代語訳・解説を一冊に凝縮。
古来色々な読み方・解釈がなされてきた『立正安国論』だが、本書は実際のご真蹟の原本とじっくりと向き合い、当時の時代状況・政治制度などの歴史的背景を踏まえてやさしく読み解く。
【読み解く『立正安国論』 中尾堯(堯文)著】 日蓮宗宗門運動の主題に、『立正安国論』がとりあげられ、その趣旨にそった出版です。 内容は、写真版の本文と対照できる構成で、「ご真蹟に触れる」実感が味わえます。基礎的文献として、身近においていただけるように編集しましたので、ご購読いただけますようお願いいたします。
@見るからに難しそうな『立正安国論』の原文全体を、容易に読んで理解できるように配慮した、豊かな内容の入門書です。表現は口語調を使い、仏教語はできるだけ詳しく解説しました。
Aページを開くと、原本の写真と読みを左右に置いて、「ご真蹟」を見ながら読み解けるよう、「本文」「釈文」の欄によって構成しました。また、写真の原文を味読するために、各ページに「観想」の欄を載せました。
B全体を新たに五章に分けて、それぞれの章に「解説」をまとめてつけ、全体として内容がよく理解できるようにしました。
C写真版の各行には、行の通し番号「行番号」をつけました。「本文」「観想」「解説」などの各部分にも同じ番号をつけ、使い勝手のよい構成としました。
D声を揃えて読めるように、仮名交じりの「釈文」の漢字には、多く「読み仮名」(ルビ)を振りました。
E本書の執筆と編集は、日蓮宗の「勧学院」「教化センター」での講読、中山法華経寺貫首の発願による原本複製(同朋舎メディアプラン)、雑誌『法華』での連載などと同時進行で、三ヵ年を要しました。
F『立正安国論』の輪読会や講読会で、内容の豊かなテキストとして歓迎されています。
立正大学名誉教授・文学博士 中尾 堯
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