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2010年2月刊行 京都大学大学院・文学研究科 編 『源氏物語』の創造力――
◆巻頭言 苧阪直行(京都大学文学研究科長) ◆セッション1 日本文化の中での『源氏物語』 木田章義(京都大学教授) ・源氏物語の発生・・・今西祐一郎(国文学研究資料館長〔当時九州大学副学 長〕) ・中世王朝物語における物の怪 ―六条御息所を起点として―・・・金光桂子(京都大学准教授) ・「もののあはれ」を知ることと『源氏物語』・・・大谷雅夫(京都大学教授) ・『あさきゆめみし』にみる現代日本・・・杉本淑彦(京都大学教授) ◆基調講演 『源氏物語』のチェコ語訳について・・・カレル・フィアラ(福井県立大学教授) ◆セッション2 海外での受容と翻訳の問題 廣田篤彦(京都大学准教授) ・源氏物語英訳における各種アプローチの比較考察―異国文化のドメスティケーション・・・トマス・マッコーリ(英・シェフィールド大学准教授) ・ドイツ語圏における『源氏物語』受容と翻訳の問題・・・ユディット・アロカイ(独・ハイデルベルク大学教授) ・『源氏物語』の中国語訳について・・・林文月(台湾大学名誉教授) ◆セッション3 『源氏物語』と美術 吉岡洋(京都大学教授) ・摂関政治と国風文化・・・吉川真司(京都大学教授) ・国風文化論と美術・・・根立研介(京都大学教授) ・吹抜屋台について・・・原口志津子(富山県立大学教授) ・中世・近世における『源氏物語』の絵画化 ―幻の「源氏物語絵巻」を中心に―・・・稲本万里子(恵泉女学園大学教授) ・小袖を飾った源氏物語・・・河上繁樹(関西学院大学教授) ◆ラウンドテーブル 「源氏物語の普遍性と現代性をめぐって」 司会:川合康三(京都大学教授) ◆あとがき 田口紀子(京都大学教授) |
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