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五山版中国禅籍叢刊 全12巻 椎名宏雄 編 【各巻収録内容】 ●編者 |
●●●推薦のことば ●●●
新シリーズ『五山版中国禅籍叢刊』を推奨する・・・ 駒澤大学総長 田中良昭 五山版は、わが国における古版本の一つとして、出版文化史のうえに特筆すべき意義と価値を有するものである。それは中国の宋・元代における開板事業の盛行が、わが国の鎌倉時代から室町時代にかけて日本の禅林に影響を及ぼし、主として五山に属する禅僧の手によって板刻され、印刷し刊行された一群の書籍をいう。 |
比類なき椎名禅学の成果 ・・・・・・・・・・・・・ (財)禅文化研究所長 西村惠信 かつて、わが柳田聖山氏との共同作業として、『禅学典籍叢刊』全十一巻十三冊・別巻一冊を編まれた椎名宏雄先生が、このたびは独力で『五山版中国禅籍叢刊』全十二巻を刊行されるという。あの痩身の椎名先生の、どこからそのようなエネルギーが沸き出てくるのかと、ほぼ同時代を怠惰のうちに過ごしてしまった私など、驚きを超えて脅威の域にある。 |
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