人間にとってスイカとは何か
カラハリ狩猟民と考える
フィールドワーク選書 5
池谷和信著
四六判・並製・紙カバー装・帯付・208頁
品切
ISBN978-4-653-04235-8
「砂漠の水がめ」が織りなす南部アフリカの暮らし
スイカ鍋、スイカ石鹸、スイカダンス…多様な用途や目的にスイカを利用する社会とは? かつてテレビドキュメンタリーで注目され、高畑勲監督に「別の惑星でみられるような暮らしだ」と言わしめた砂漠の民の驚くべき生活文化に密着し、人類とスイカのきた道に思いをはせる
<目次>
はじめに
第一章 移動するキャンプを追う
第二章 乾期のキャンプ――スイカ、馬、狩猟
第三章 多様なスイカの栽培
第四章 雨期の集落――スイカ、ヤギ、病気治療
第五章 「井戸のある村」との比較
第六章 村から人が消えた、もどる村人
第七章 約二万キロメートルのスイカの旅
おわりに
参考文献
●著者 ※所属は2014年刊行時のものです
池谷和信(いけや かずのぶ)
国立民族学博物館教授・総合研究大学院大学教授。専門は環境人類学・人文地理学。日本とアフリカを中心として生き物と人との相互関係の研究を行っている。
【メディア掲載情報】
日本農業新聞 (2014年6月29日 朝刊)
東京新聞 (2014年12月28日 朝刊)
産経新聞 (2015年2月22日 朝刊)
朝日新聞 (2015年3月2日 夕刊) |