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タイワンイノシシを追う
民族学と考古学の出会い

フィールドワーク選書 7

野林厚志著
四六判・並製・紙カバー装・帯付・224頁
税込2,200円(本体2,000円+税)

ISBN978-4-653-04237-2【2014年11月刊】


台湾原住民族の村で遺跡の“なぜ”に迫る

どうやって遺跡はできるのか? 人間の行動とその結果残されるものとの関係を検証し、考古学遺跡の解釈に寄与することを目的とするエスノアーケオロジー。台湾の原住民族社会でイノシシ狩猟に密着し、社会のあり方と狩猟の関係を明らかにするとともに、原住民族の人びとが置かれてきた現実についても率直な語り口で綴る。

<目次>
はじめに
第一章  エスノアーケオロジーとの出会い
第二章  根栽農耕はどのように遺跡化されるのか
第三章  台湾原住民族の社会への関心
第四章  罠猟のエスノアーケオロジー
第五章  ツォウ族の追跡猟をおいかける
あとがき
参考文献

●著者   ※所属は2014年刊行時のものです
野林厚志(のばやし あつし)
国立民族博物館教授、総合研究大学院大学教授。専門は民族考古学、台湾研究。台湾の原住民族社会を中心に、エスノアーケオロジー・工芸生産の調査を行っている。

「フィールドワーク選書」全巻紹介ページ

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e-mail: kyoto@rinsen.com