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日蘭関係史をよみとく 江戸時代の日本社会は、オランダ人が日本に来たことで変容し、日本文化は、オランダ人が持ち込んだモノによって変容した・・・杉田玄白が『蘭学事始』を書いてから二〇〇年、日本をはじめオランダ、アメリカなど世界の若手研究者が結集し、一次史料から掘り起こした、貿易と蘭学だけに捉われない、まったく新しい日蘭関係史の試み!A5判・上製・紙カバー装・上巻340頁 下巻256頁 第1部 日本とつきあう 一七世紀中葉、ヨーロッパ勢力の日本遣使と「国書」 ――松方冬子(東京大学史料編纂所准教授) 幕末の日蘭関係と諸外国――福岡万里子(国立歴史民俗博物館准教授) 長崎の唐人社会――パトリツィア・カリオティ(ナポリ東洋大学教授) 第2部 長崎にすまう 天明前期の長崎情勢と長崎奉行の特質――鈴木康子(花園大学文学部教授) 出島とかかわる人々――松井洋子(東京大学史料編纂所教授) オランダ通詞と「誤訳事件」 ――イサベル・田中・ファンダーレン(東京大学史料編纂所共同研究員) 第3部 蘭書にまなぶ 草創期の京都蘭学――益満まを(花園大学、京都外国語大学非常勤講師) 江戸幕府の編纂事業における「厚生新編」と蘭学の「公学」化 ――上野晶子(北九州市立自然史・歴史博物館学芸員) 蘭学と美術――勝盛典子(神戸市立博物館学芸員) 下巻 『運ばれる情報と物』 フレデリック・クレインス 編
<目次> ●編者 【メディア掲載情報】 |
e-mail: kyoto@rinsen.com