朝廷儀礼の文化史
節会を中心として
近藤好和著
四六判・上製・紙カバー装・346頁
税込4,180円(本体3,800円+税)
ISBN978-4-653-04338-6【2017年8月刊】
平安初期~室町時代にかけて、朝廷のなかでの饗宴(節会)はどのように変遷したのか。代表的な儀式書を註釈し、その実態を詳説する。
<目次>
序 章 本書の目的と考察の前提
第1節 本書の目的
第2節 考察の前提
第1章 『内裏儀式』にみえる節会
第1節 元日節会
第2節 白馬節会・踏歌節会
第2章 『内裏式』にみえる節会
第1節 元日節会
第2節 白馬節会
第3節 踏歌節会
第3章 『江家次第』にみえる節会
第1節 元日節会
第2節 白馬節会
第3節 踏歌節会
第4章 『三節会次第』にみえる節会
第1節 元日節会
第2節 白馬節会・踏歌節会
終 章 節会式次第の変遷
●著者 ※所属は2017年刊行時のものです
近藤好和(こんどう よしかず) 國學院大學大学院・和洋女子大学非常勤講師。専門は日本古代中世史。主著:『中世日記の世界』(共編著)ミネルヴァ書房、2017年。『日本古代の武具』思文閣出版、2014年。『武具の日本史』平凡社新書、2010年。『装束の日本史』平凡社新書、2007年。『弓矢と刀剣』吉川弘文館、1997年。
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