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紫式部日記を読み解く
源氏物語の作者が見た宮廷社会

日記で読む日本史 6

池田節子著
四六判・上製・紙カバー装・帯付・272頁
税込3,300円(本体3,000円+税)(残部僅少)

ISBN978-4-653-04346-1【2017年2月刊】


平安文学を代表する女流作家・紫式部。栄華を誇る藤原道長の娘・中宮彰子のもとで、彼女が見たもの・感じたこととは何だったのか。そして、そこでの経験はどのように彼女の物語世界に昇華されたのか。謎とされる部分も多い『紫式部日記』を丹念に読み解き、紫式部自身の姿とその目に映る宮廷社会に迫る!

<目次>
第一章 「紫式部日記」の構成と内容
第二章 表現方法の特徴―「栄花物語」との比較検討―
 第一節 日記的部分の執筆動機を表現から探る
 第二節 紫式部独自の表現
第三章 女たちへの眼差し
 第一節 彰子に対する評価
 第二節 女房の集団
 第三節 女房としての自分
 第四節 「家の女」とキャリアウーマン
第四章 藤原道長像
 第一節 道長の魅力
 第二節 紫式部と道長の関係
第五章 「源氏物語」との共通点・相違点
 第一節 容姿を形容する語
 第二節 食をめぐる言説
 第三節 出産をめぐる言説
主要人物解説

系図(天皇・源氏/藤原氏/「源氏物語」主要登場人物
あとがき

●著者   ※所属は2017年刊行時のものです
池田節子(いけだ せつこ)
駒沢女子大学人文学部教授。専門は日本文学。
主著:『源氏物語表現論』風間書房、2000 年(単著) 、『源氏物語の歌と人物』翰林書房、2009 年(共著) 。

「日記で読む日本史」全巻紹介ページ

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e-mail: kyoto@rinsen.com