マウンド・ビルディング
の考古学

先史アンデスにおけるモニュメントの
はじまりを問い直す

荘司一歩著
A5判・上製・480頁
税込19,800円(本体18,000円+税)

ISBN978-4-653-04587-8【2024年12月刊】


古代アンデスにおいて神殿建設はどのように始まったのか。古期の小規模な盛土遺構「マウンド」に廃棄された動植物の残滓や石器を詳細に検討し、貝殻のスクレロクロノロジー(硬組織編年学)によって環境変動を解明。マウンド・ビルディングという廃棄と建設の入り混じる社会実践によって、アンデス文明史における初期モニュメントが生み出されてきた過程を明らかにする。

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