亀卜(きぼく)
―歴史の地層に秘められたうらないの技をほりおこす

東アジア恠異学会 編 
B6判上製・270頁
本体2,500円+税(残部僅少) 【2006年5月刊】
ISBN4-653-03962-3


  東アジアで古代より行われてきた占い〈亀卜〉。わが国の王権は、この卜占法を掌握することで、怪異を認知し、王権の危機管理を行ってきた。国家の重大事に用いられたにも関わらず、亀卜の技法は秘事・口伝であったため、全容は明らかにされていない。
 本書は、東アジア恠異学会・國學院大學COEプログラム共催シポジウムから生まれた亀卜についての論考集。怪異学はもとより、歴史学・動物学・民俗学・考古学など学際的な共同研究のもとで、ウラを読む技と知を考える。

東アジア恠異学会編】怪異学の技法

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