十七世紀のオランダ人が見た日本

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十七世紀のオランダ人が見た日本

クレインス フレデリック 著
四六判上製・252ページ・図版多数
品 切

ISBN978-4-653-04046-0【2010年7月刊】


オランダ商館長から冒険家まで――
彼らが見た〈日本〉の姿とは?

ヨーロッパ諸国のなかで、唯一鎖国下の日本と交易を許されたオランダ。貿易で黄金時代を築いたオランダ人がヨーロッパに伝えた「日本情報」とはどのようなものだったのか?
リンスホーテン『東方案内記』をはじめとする旅行記や、東インド会社関係文書など、これまで明らかにされてこなかったオランダ人による日本記述をつぶさに紹介し、当時の日本観がどのように形成されてきたのかを明らかにする。

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第一章 オランダの黄金時代と日本交易の独占
第二章 洋上で出会った日本  初期の旅行記にみる日本情報の萌芽
第三章 東インド会社を経由した日本情報  商務員たちの日記
第四章 日本文化の深奥へ  オランダ商館長カロンの『日本大王国志』
第五章 「日本誌」の誕生  職業作家モンターヌスの『東インド会社遣日使節紀行』
第六章 写実的に描かれる日本  冒険家ストライス・外科医スハウテンの旅行記
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●著者:クレインス フレデリック
国際日本文化研究センター 研究部准教授
近世日欧交流史
『江戸時代における機械論的身体観の受容』(2006・臨川書店) など
 

【書評】
紀伊国屋書店HP内「書評空間」

評者:早瀬晋三先生(大阪市立大学)


【収録図版】一部

ISBN978-4-653-04046-0-A.JPG - 140,930BYTES
京都・方広寺
『東インド会社遣日使節紀行』 (国際日本文化研究センター所蔵)

ISBN978-4-653-04046-0-B.JPG - 104,458BYTES
江戸城
『東インド会社遣日使節紀行』(国際日本文化研究センター所蔵)


●関連書籍はこちらから●

江戸時代における機械論的身体観の受容』
クレインス フレデリック 著  本体12,000円+税

ISBN978-4-653-03958-7(2006.2刊)

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