中世禅籍叢刊 全12巻・別巻1巻
第1巻 栄西集
中世禅籍叢刊編集委員会 編 【呈内容見本】 (編集委員)阿部泰郎・石井修道 末木文美士・高橋秀榮・道津綾乃
菊判上製・函入・総584ページ
税込16,500円(本体15,000円+税) ISBN978-4-653-04171-9【2013年4月刊】
〈編集責任〉末木文美士
真福寺と称名寺に所蔵される禅籍を中核として、その他の寺院・文庫などに現存する貴重写本を併せて収録、影印・翻刻に解説を付し掲載する。従来の常識の枠を超えて、中世禅にまったく新たな光を当てる。
(第1巻) 日本臨済宗の開祖栄西の著作と自筆文書を収録。精細な影印・翻刻・解題によって、禅の教義にとどまらず密教的要素を積極に取り込んだ思想の実体と、鎌倉期仏教の復興に駆け回った生涯の一面を明らかにする。
【内容】
改偏教主決(真福寺)
結縁一遍集(真福寺)
胎口決(叡山文庫)
釈迦八相(西本願寺)
栄西自筆文書(真福寺・東大寺図書館・興福寺・天理図書館・大和文華館)
<参考>法華経入真言門決(大谷大学図書館)
【執筆者】
稲葉伸道(名古屋大学教授)
末木文美士(国際日本文化研究センター名誉教授)
牧野淳司(明治大学准教授)
米田真理子(神戸学院大学准教授)
和田有希子(早稲田大学招聘研究員)
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