國語國文
86巻6号(通巻994号)大谷雅夫教授退職記念特輯 第3

京都大学文学部国語学国文学研究室 編

A5判・238頁
定価3,200
円+税 ISBN978-4-653-04294-5

 

目次

○浄瑠璃『二名島女天神記』の成立と伝承  (久堀裕朗)

○明治初年の菊池三渓  (福井辰彦)

○柳北の登場―『春聲樓詩抄』について  (マシュー・フレーリ)

○〈非現実〉への通路 ――泉鏡花「外科室」の舞台設定――  (峯村至津子)

○「まやかしもの」の蝦夷錦 ――泉鏡花『錦帯記』論  (白方佳果)

○漱石『三四郎』における「ストレイ・シープ」の意味の変容について
――『共通祈祷書』との関連をめぐって――  (小鹿原敏夫)

○岩野泡鳴〈五部作〉の構想と生成  (王憶雲)

○非在の町――佐藤春夫と稲垣足穂の「町」について――  (永井太郎)

○大連における杉原謙(游鶴)――「外地」の能楽界と漢詩壇――  (中嶋謙昌)

○近松秋江作品の中国語訳から見た日中文学の諸相
(一九二〇~三〇年)  (申英蘭)

○堺利彦の社会講談「一休和尚」と明治大正期の一休もの講談本
――武者小路実篤「或る日の一休」に触れつつ――  (奥野久美子)

○小説家協会・無名作家同盟から見る大正文壇
──藤村のまわりの青年達──  (永渕朋枝)

○新興芸術とプロレタリア文学――赤木健介の理論――  (高橋幸平)

○谷崎潤一郎『痴人の愛』論  (三嶋潤子)

○谷崎潤一郎「吉野葛」小考  (田鎖数馬)

○中村真一郎『死の影の下に』五部作の人間像
――プルースト受容とその展開――  (飯島洋)

○「歌はをさなかれ」の思想  (大谷雅夫)

○大谷雅夫教授著作目録抄

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