國語國文 京都大学文学部国語学国文学研究室 編
目次 ○浄瑠璃『二名島女天神記』の成立と伝承 (久堀裕朗) ○明治初年の菊池三渓 (福井辰彦) ○柳北の登場―『春聲樓詩抄』について (マシュー・フレーリ) ○〈非現実〉への通路 ――泉鏡花「外科室」の舞台設定―― (峯村至津子) ○「まやかしもの」の蝦夷錦 ――泉鏡花『錦帯記』論 (白方佳果) ○漱石『三四郎』における「ストレイ・シープ」の意味の変容について ○岩野泡鳴〈五部作〉の構想と生成 (王憶雲) ○非在の町――佐藤春夫と稲垣足穂の「町」について―― (永井太郎) ○大連における杉原謙(游鶴)――「外地」の能楽界と漢詩壇―― (中嶋謙昌) ○近松秋江作品の中国語訳から見た日中文学の諸相 ○堺利彦の社会講談「一休和尚」と明治大正期の一休もの講談本 ○小説家協会・無名作家同盟から見る大正文壇 ○新興芸術とプロレタリア文学――赤木健介の理論―― (高橋幸平) ○谷崎潤一郎『痴人の愛』論 (三嶋潤子) ○谷崎潤一郎「吉野葛」小考 (田鎖数馬) ○中村真一郎『死の影の下に』五部作の人間像 ○「歌はをさなかれ」の思想 (大谷雅夫) ○大谷雅夫教授著作目録抄 |
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