國語國文
87巻1号(通巻1001号)1000号記念特輯
京都大学文学部国語学国文学研究室 編
A5判・86頁
税込1,430円(本体1,300円+税) ISBN978-4-653-04301-0【2018年1月刊】
目次 『国語国文』この一篇
口絵:創刊号表紙
[通巻一一八号] 小島憲之「万葉集古写本に於ける校合書入考
――仙覚本にあらざる諸本を中心として――」
(田中大士)
[通巻一四八号・一四九号・一五〇号] 藤井乙男
「秋成雑俎 蟹のはらわた(一)・(二)・(三)」
(長島弘明)
[通巻一七八号] 岡見正雄「心敬覚書――青と景曲と見ぬ俤――」 (竹島一希)
[通巻一八七号・一八九号] 野間光辰「都の錦獄中獄外(上)・(下)」 (藤原英城)
[通巻一九〇号] 渡辺実「陳述副詞の機能」 (内田賢德)
[通巻二〇一号] 中村幸彦「文学は「人情を道ふ」の説 (川平敏文)
[通巻二〇六号] 佐竹昭広「さね・かつて考――万葉語彙――」 (山崎之)
[通巻二〇八号] 岡見正雄「室町ごころ」 (齋藤真麻理)
[通巻二〇八号] 小川環樹「風流の語義の変化」 (マシュー・フレーリ)
[通巻二一一号] 森重敏「応答詞とその分化」 (佐野宏)
[通巻二五〇号] 佐竹昭広「古代日本語に於ける色名の性格」 (遠藤邦基)
[通巻二六三号] 清水好子「源氏物語の俗物性について」 (増田繁夫)
[通巻二七〇号] 片桐洋一「在中将集成立存疑 ――藤原定家の王朝文学研究――」 (鈴木隆司)
[通巻二七〇号] 片桐洋一「在中将集成立存疑 ――藤原定家の王朝文学研究――」 (山本登朗)
[通巻二九二号] 川端善明「形容詞文」 (野村剛史)
[通巻三一五号] 玉上琢彌「源氏物語准拠論――河海抄疏――」 (今井上)
[通巻三四七号] 殿田良作「泉鏡花の実際と作品」 (須田千里)
[通巻三八四号] 岩佐美代子「永福門院の後半生――花園天皇宸記を通して――」 (田渕句美子)
[通巻三九七号] 小島憲之「漢籍の享受――唐代小説「遊仙窟」の場合――」 (奥村和美)
[通巻四一一号] 上野洋三「岡西惟中年譜稿」(塩村耕)
[通巻四二二号] 井手至「万葉集変体漢文表記諸巻における仮名書き語彙の表記法について」 (乾善彦)
[通巻四五二号] 島津忠夫「湯山聯句とその抄」(朝倉尚)
[通巻四六一号・四六二号] 出雲路修「《日本国現報善悪霊異記》の編纂意識(上)・(下)」
(千本英史)
[通巻五三五号] 大谷雅夫「恕とおもいやりとの間 ――伊藤仁斎の学問、その一端――」
(神作研一)
[通巻五五三号] 塚原鉄雄「諷誦文稿の史的座標 ――訓読史的意味と文章史的位置――」 (山本真吾)
[通巻五五五号] 伊藤正義「慈童説話考」 (森田貴之)
[通巻五六一号] 松井利彦「「簡単」「明確」の周辺」 (青木稔弥)
[通巻五八一号] 木村紀子「梁塵秘抄 四句神歌」 (植木朝子)
[通巻六六七号] 毛利正守「古事記に於ける「天神」と「天神御子」」 (金沢英之)
[通巻六八二号] 坂本信道「「楼の上」巻名試論――『宇津保物語』の音楽――」 (古田正幸)
[通巻八六五号] 大谷雅夫「青頭巾の問い ――江月照松風吹、永夜清宵何所為――」
(高橋幸平)
[通巻九三四号] Sobczyk Malgorzata「東藤次郎旧蔵本『吉利支丹抄物』の成立について」
(岸本恵実)
『国語国文』編輯後記抄――本号の後記にかえて(金光桂子)
|