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山田慶兒著作集 全8巻
第5巻 中国医学思想Ⅱ
『山田慶兒著作集』編集委員会 編 【呈内容見本】
菊判上製・函入・本文二段組448ページ
税込16,500円(本体15,000円+税) ISBN978-4-653-04605-9【2022年7月刊】
〈解題〉真柳誠
東アジア科学の総体あるいは個別理論に対して個性的な研究を展開し、思想史的アプローチによって科学文明の本質を探り続けた山田慶兒。単行本未収録の論文から未発表原稿まで、氏の学術的業績の全貌と魅力を明らかにする。主要著作は著者による補記・補注を加えそれぞれ定本とし、各巻に解題・月報を付す。 第五回配本第5巻は「中国医学思想Ⅱ」。『夜鳴く鳥』『気の自然像』ほか、中国の医学・医療思想史の論考をまとめる。
目次
夜鳴く鳥――医学・呪術・伝説――
夜鳴く鳥
医学の伝授
扁鵲伝説
名医の末期
気の自然像
気の自然像――運気論モデルをとおして――
1 なぜ運気論をとりあげるか 2 運気論はいつ生まれたか――『素問』運気七篇の成立――
3 運気論はどう理解されたか(1)――沈括と呉澄による把握―― 4 運気論はどう理解されたか(2)――日本における受容――
5 運気論の構成
6 運気論の批評者たち――中国と日本――
7 「気」――その思考法と自然像――
8 気の理論は現代に甦るか
効分け・食分け、見分け――本草から博物学へ――
本草における分類の思想――世界像から技術へ――
物に対する――両義性の世界――
学問日本化の方法序説――吉益東洞『薬徴』の帰納法について――
解題(真柳 誠)
索引(人名・書名)
月報:
釈蕁謙(市井人・楽学博士)、吉田富夫(佛教大学名誉教授)
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