京職と支配 平安京の行政と住民
王朝時代の実像2
市川理恵著
四六判・上製・260頁
税込3,410円(本体3,100円+税) ISBN978-4-653-04702-5【2021年7月刊】
平安京の「都市民」の誕生によって、
京職と呼ばれる官司の支配はどのように変わったのか。
<目次>
第一章 京職という官司
第二章 長安城の支配
第三章 京職の京戸管理
第四章 下級官人の京貫の実態
第五章 京戸の変質
第六章 京職支配の変質
終 章 平安京における京職の支配
●著者 ※所属は2021年刊行時のものです
市川理恵(いちかわ りえ) 東京大学史料編纂所学術専門職員。学習院大学非常勤講師・駒沢女子大学兼任講師。
著書『古代日本の京職と京戸』(吉川弘文館、2009年)、『正倉院文書と下級官人の実像』(同成社、2015年)、『正倉院写経所文書を
読みとく』(同成社、2017年)がある。
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