アニメーションとライフサイクルの心理学 横田正夫 著 ■四六判上製・278頁 本体2,600円+税 発売中 ISBN
978-4-653-04022-4
アニメーションを心理学的に分析すると…? チェコの人形アニメ作家「イジー・トルンカ」、彼に師事した「川本喜八郎」、そしてテレビアニメ版「ゲゲゲの鬼太郎」を分析対象として取り上げ、『ライフサイクル』の概念を手がかりに、作り手の心の問題とアニメーション作品の相関を読み解いていく。
【 目次
】 第1章 アニメーションの心理学 第2章 イジー・トルンカのアニメーション 第3章 川本喜八郎の「犬儒戯画」と「死者の書」 第4章 「ゲゲゲの鬼太郎」のライフサイクル 第5章 終わりに
〈ライフサイクル〉とは……発達心理学者エリクソン(1902-1994)が提唱。人間の一生を8つの発達段階(乳児期・幼児期・児童期・学童期・青年期・成人期・壮年期・老年期)に分け、各段階に解決すべき課題があるとする。
●横田正夫(よこた・まさお)/日本大学文理学部心理学科教授。日本アニメーション学会会長
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